アクリルパーテーションで飛沫拡散は防止できる?音声補助装置でやり取りをサポート
そもそも、なぜアクリルパーテーションは新型コロナウイルスをはじめとする感染症対策に有効なのでしょうか。
感染症の原因となるウイルスは手から口・鼻・目などの粘膜に付着します。そのウイルスがせき・くしゃみなどによって飛沫として周囲に飛び散り、感染拡大の原因となるのです。
飛沫は水分を含んでいるので、空気より重く空中にとどまることはありません。つまり、基本的な対策は2つです。
1)周囲の人がせき・くしゃみ・涙・汗の形で出す飛沫がかからないようにする
2)壁・家具・床に付着した飛沫をさわらないようにする
アクリルパーテーションを人と人の間に設置すると、飛沫が自分にかからないようにする盾となり対策方法として有効です。さらに、大きさや設置方法によってさらに強力な防止策になります。
<大きさ>
デスクに設置する場合、頭の高さ以上の大きさを設置するのが基本です。あまりにも低すぎると飛沫の勢いが勝ち、アクリルパーテーションを飛び越えてしまうことが考えられます。バレーボールや卓球でネットの上部に当たった球が勢いでネットの向こうに落ちてしまうイメージです。
<設置方法>
ガードが必要なのは前面と横です。飛沫は固形のものを投げたときのように一方向にまっすぐ飛ぶのではなく、煙のように様々な方向に広がります。物理的に後ろに飛ぶことは考えにくいので、拡散の可能性が高い前と横のガード強化が重要です。
アクリルパーテーションのデメリット
周囲が仕切られているため、圧迫感があります。空間次第では十分なスペースが確保できないこともあります。
さらに、ほかにも様々な問題が挙げられます。
<コミュニケーション>
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資料のやり取りで時間がかかる
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声が聞こえづらい、声がこもってしまう
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気を使ってすこし声量を大きくしたら大きすぎて逆に不快感を与えてしまった
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大声を出しづらい人や耳の聞こえ方に配慮が必要な人とコミュニケーションをとる必要
<換気>
例えば空気中に新型コロナウイルスがあった場合、空気の流れを活発にすることによって感染対策となることも知られています。
しかし、アクリルパーテーションが空気の流れを遮ってしまい、十分な換気ができないケースも考えられます。感染症対策のために設置したアクリルパーテーションが逆に感染症対策の障害物となってしまうことがあるのです。
<災害リスク>
万が一のときにアクリルパーテーションが障害物となる可能性があります。
例えば介護施設などで万が一火災が発生した場合、入居者の避難経路確保は1分1秒を争う対処です。しかし、感染症対策のために設置していたアクリルパーテーションが動線を遮ってしまうジレンマが発生してしまいます。
アクリルパーテーション越しの会話がクリアに聞こえるkicoeri
アクリルパーテーションは感染症対策グッズとして有効なものの一つです。大きさ・設置場所などどのようなものをどのように設置するかで効果が異なります。併せて設置することによる問題点、デメリットも解決が必要です。
特にコミュニケーションの問題に注目してみると、アクリルパーテーションの向こうにいる相手の声が聞こえづらい、自分の声を届けにくいといったことが挙げられます。聞き返すために大声で言い直したり、もう1度言ってほしいときに聞き返し方によっては不快感を与えてしまったりといったこともあるので注意が必要です。
kicoeriはその課題を解決する音声補助装置としてご活用いただけます。
クリアで聞き取りやすい適切な音量の声で会話することが難しい場面での会話を助けるマイクスピーカーです。アクリルパーテーションに取り付けるだけで、向こう側にいる相手の声がクリアに聞こえるようになります。また、アクリルパーテーションの向こう側にいる相手にも自分の声が適切な音質・音量で聞こえるようになるので、コミュニケーションの問題をクリアできます。
興味のある方は、下記リンク先の動画から聞き比べてください。
パーテーションに取り付けるマイクスピーカー「kicoeri」についてのコラム
パーテーションを通した会話を聞きやすくする音声補助装置をお求めならファーフィールドサウンド
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URL
KICOETECH LLC
Akinori Kawamura
Tokyo, JAPAN
June 2024